妊娠中のつわりは千差万別で、全くない人もいますが、ひどい場合は、立ち上がることができないほど重い人もいます。
つわりの時期も、個人差があり、妊娠がわかる前に、つわりの症状が現われることもあります。
また、中には、出産の直前まで、つわりが続く人もいるそうです。
「吐きづわり」や「においづわり」「食べづわり」などと言われることもあるように、その症状も様々なようです。
つわりがひどくて、食事を満足に取れないという妊婦の方も多いことでしょう。
食事を取らないと、胎児のために栄養が行き届かないのではないかと心配になることもあります。
でも、妊娠4ヶ月までは、体重が激減しなければ、それほど神経質にならなくても大丈夫です。
同じ体重が維持できていれば、胎児への最小限の栄養は、補給されています。
一般的に、つわりの症状は、朝起きた時や、お腹がすいたときに現れることが多いようです。
無理に食べると吐いてしまいますから、朝昼晩という食事の時間に、あまりこだわる必要はありません。
身体の自然の要求に従って、食事をしたい時に、食べたい物を食べるようにしましょう。
つわりの時は、温かい食事だと臭いに敏感に反応して、吐き気を感じたり、嘔吐することがあります。
そんな時の対策には、冷たい食べ物のレシピを中心にした食事にするのがベターです。
また、メニューには、栄養価の高い食品を多く取り入れて、少量の食事でも栄養が補えるように工夫してください。
ただし、ビタミンAの取り過ぎは、奇形などの可能性が高くなることが指摘されています。
普通の食事では、大量に摂取することはないですが、妊婦の方は、頭の片隅に入れて置いてください。
さらに、つわりで、度々嘔吐すると、身体の水分が失われる原因になります。
イオン飲料や薄めの番茶などで、水分を摂取する回数を増やすように心がけてください。
つわりが終わると、食欲が出てきて、「赤ちゃんのためにもたくさん食べなきゃ!」と思うかもしれません。
でも、食べ過ぎは禁物ですよ。
特に、妊娠中の塩分の取り過ぎは、妊娠中毒症の一因となりますから、食事の味付けを濃くしないように気をつけましょう。
妊娠中には、絶対に食べてはいけないものはありませんので、色々な食品をレシピに取り入れて、バランスの良い食事を取ってください。
卵、肉、魚、貝類、豆などの上質のたんぱく質や、ビタミン類を食事から十分に補給してください。
妊婦用のビタミン剤などのサプリメントに依存せずに、自然の食品から栄養を摂取することが大切です。