妊娠中には、妊娠ホルモンのひとつ「リラキシン」が分泌されます。
リラキシンは、赤ちゃんが無事に産道を通れるように、骨盤を開きやすくする働きをします。
そのため、お腹の中で赤ちゃんが発育するにつれて、リラキシンの作用で、腹筋や骨盤の筋肉が伸びてしまいます。
骨盤が開いた状態が、出産後も続くと、内臓は身体を守ろうとして皮下脂肪を蓄えていきます。
この状態が、よく言われる産後太りです。
産後2ヶ月くらいで、開いた骨盤は、元に戻ろうとします。
ところが、妊娠中に身体の筋力が衰えているため、基礎代謝が低下して、なかなか元通りにはなりにくいのです。
ですから、食事を食べ過ぎたりしようものなら、消費されないカロリーが、あっという間に脂肪となって蓄積されてしまいます。
しかし、産後太りを気にして、過度の食事制限を行うのは禁物です。
「産後の肥立ちが悪い」と言われることもあるように、栄養不足は、産後の体調不良を招く原因にもなります。
きちんと食事を取らないと、母乳の出方にも差し支えます。
また、バランスの悪い食事は、イライラが募り、育児にも悪影響を及ぼします。
赤ちゃんのことを考えて、過激な食事制限は控えるようにしましょう。
産後ダイエットに成功して、出産前よりもスリムになったり、さらにキレイになって、芸能界に復帰した女優さんも多いですね。
竹内結子さんや、江角マキコさん、松島菜々子さんなどが、その代表でしょうか。
竹内結子さんは、「インスパイリング・エクササイズ」という体操で、江角マキコさんは、「骨盤のゆがみ矯正法」で、産後ダイエットを実行したそうです。
松嶋菜々子さんは、食事による産後ダイエットを行ったといわれています。
松嶋菜々子さんの食事法は、ゆっくりとよく噛むことで、満腹感を得るという方法が基本だそうです。
それに、和食中心のメニューや、身体に良い食品をレシピに取り入れた工夫を施したようです。
松嶋菜々子さんの産後ダイエットは、食事の管理をきちんとすることが特徴です。
まず、食事の前に、冷たい豆乳をコップ一杯飲むことで、腹もちをよくします。
大豆サポニンは、脂肪や糖質の吸収を遅らせ、大豆ペプチドが、脂肪の燃焼をサポートします。
次に、ひじきや煮物などの和食のおかずを小鉢に入れ、数種類を少量ずつ食べるように、食事の食べ方を工夫したようです。
ご飯も、身体に良い五穀米などにして、バランス良く、しっかりと噛みながら、食事を取っていたようです。
少しずつ、色々な食品を満遍なく食べることは、栄養の管理もできますから、産後の食事ダイエットには最適ですね。