高血圧は、高脂血症や糖尿病などと共に、代表的な生活習慣病のひとつです。
60歳以上では、2人にひとりが高血圧だとも言われ、生活習慣を正すことが重要視されています。
高血圧は、脳卒中や心筋梗塞、腎不全などを引き起こすこともある怖い病気です。
しかし、食事の管理によって、血圧をコントロールすることもできますから、怖がる前に、まず、高血圧を改善する食事を心がけましょう。
高血圧の食事では、塩分の取り過ぎに気をつけることが、一番大切なことです。
厚生労働省によると、一般の人には、1日10g未満の塩分摂取量が薦められています。
これに対し、世界保健機構では、高血圧の方に、1日6gの塩分摂取を推奨しています。
味噌汁一杯に含まれる塩分は、およそ1.2gだそうですから、これだけで、1日6gの5分の1の塩分を消費してしまいます。
このように考えると、醤油や味噌を多く使用する和風の食事は、塩分を減らすことが難しいようです。
したがって、塩分を減らすための食事では、調味料の選び方が大事です。
最近は、減塩の醤油や味噌などが販売されていますので、できるだけ利用すると良いでしょう。
また、梅干や漬物なども、減塩のものを選び、水分を多く取るように努めてください。
高血圧をコントロールするために効果がある、サントリーの『ゴマペプ茶』は、食事との相性も良くお薦めです。
高血圧の食事療法に、ぜひとも取り入れたいのは、カリウムを多く含む食品です。
カリウムは、体内から余分な塩分を排出し、血圧を下げる効果が認められています。
アスパラガス、ブロッコリー、ほうれん草などの野菜類、いも類、プルーン、干しあんず、バナナなどの果物類、海草類などが、カリウムが豊富な食品です。
ただ、腎臓病の人は、「高カリウム血症」になるため、カリウムの取りすぎには注意してください。
次に、高血圧の食事では、食材の使い方や味付けなど、レシピを工夫することが必要です。
旬の新鮮な野菜を使えば、薄めの味付けでも、野菜本来の旨みが味わえます。
また、酢や香辛料、生姜などで、味にアクセントをつけると、塩分が少なくても、美味しい食事ができます。
煮物や汁物の味付けには、塩分が多いだしの素を使わず、鰹節や昆布から、だしを取るようにしましょう。
インスタント食品よりも、深みのあるまろやかな自然の味わいの食事を楽しむことができます。
そして、高血圧の食事療法では、カロリーの取り過ぎにも注意したいものです。
でも、時には、揚げ物や炒め物なども、食べたくなりますよね。
そんな時は、コレステロールフリーのオイルを利用すると良いでしょう。